| メイン |
浮気は浮気だとわかってるから楽しいと、昔の人は言うが
2003年10月15日ひさびさに大学の友人がメールを寄越したので見ると、某ラジオ放送でインディーズバンドの投票をやるから応援してくれとのこと。その某地方放送局はまったく地域違いなのだが、とりあえずインターネットで投票。結果どうやら、大学時代のサークルの組織票(?)で勝利したらしい。運も実力のうち、なら人脈も実力には違いない。
といっても、さすがにそこそこに上手くないことには、たとえ付き合いでも良心が痛むのだが、彼らの場合にはそれなりにライブも良かった。なんとなく仕事以外の分野でうまくやっている大学時代の同級生をみると、胸のすくような思いもする。
ところで最近、『源氏物語』を読んでいる。女の眼からすればはなはだ腹立たしい浮気男、であるけれども憎めないところのある主人公の光源氏の女性遍歴の物語だが、しかし何だって世界遺産に登録されるほどに評価されているのだろう。そもそも古典の、華麗なる王朝の日本の言葉遣いを翻訳することなど可能だろうか。受験生時代に『源氏物語を理解するためには英訳を読め』と言われていた。というのは、「殿おほとのごもりて」が、英語だと「He slept.」で済むのである。きわめてわかりやすいが、なんとも味気ない。
日本語の薫り高さを別にしてもこれだけ人気があるというのは、やはり人物に魅力があるからなのだろう。分別をわきまえたそこそこの図々しさというのは、案外魅力なのかもしれない。
光源氏ほどではないが、その友人も気は使いながらも、自分の意見は通すヤツだった。
といっても、さすがにそこそこに上手くないことには、たとえ付き合いでも良心が痛むのだが、彼らの場合にはそれなりにライブも良かった。なんとなく仕事以外の分野でうまくやっている大学時代の同級生をみると、胸のすくような思いもする。
ところで最近、『源氏物語』を読んでいる。女の眼からすればはなはだ腹立たしい浮気男、であるけれども憎めないところのある主人公の光源氏の女性遍歴の物語だが、しかし何だって世界遺産に登録されるほどに評価されているのだろう。そもそも古典の、華麗なる王朝の日本の言葉遣いを翻訳することなど可能だろうか。受験生時代に『源氏物語を理解するためには英訳を読め』と言われていた。というのは、「殿おほとのごもりて」が、英語だと「He slept.」で済むのである。きわめてわかりやすいが、なんとも味気ない。
日本語の薫り高さを別にしてもこれだけ人気があるというのは、やはり人物に魅力があるからなのだろう。分別をわきまえたそこそこの図々しさというのは、案外魅力なのかもしれない。
光源氏ほどではないが、その友人も気は使いながらも、自分の意見は通すヤツだった。
| メイン |
コメント